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いっぺ
・最近子どもが学校に行きたがらなくてどうすればいいのかわからない…
・子どもが学校に行きたくなさそうにしている時は叱ってでも送り出した方がいいの?
お子さんが学校に行きたがらないと、どう対応していいか迷ってしまう親御さんが多いです。
休ませることは甘やかしなのか、このまま不登校になってしまうのか、色々と考えてしまいますよね。
そこでこの記事では、子どもが学校に行きたがらない時に親がとっては行けない行動・言動などについて紹介します。
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親がとってはいけない行動・言動6選
子どもが学校に行きたがらないとき、親がとってはいけない行動を6つご紹介します。
共通していることは、子どもの自己肯定感を下げるような行動や言動です。
無理に学校に行かせようとする
子どもが学校に行きたがらないとき、嫌がる子どもを無理やり引っ張って学校に行かせたり、家から追い出してしまうのはNGです。
仮にそれで子どもが学校に行ったとしても、子どもは悲しい、辛い、苦しい、嫌だなどのマイナスな気持ちでいっぱいです。
また、子どもの「行きたくない」という気持ちを無視して親が無理やり行かせることで、子どもは「親は自分のことを何もわかってくれない」と思うようになります。
子どもの前でネガティブな仕草をする
子どもはとても親のことを見ているので、ネガティブな仕草もしっかりとキャッチして影響を受けてしまいます。
親御さんも学校に行かせたいと不安や焦りがあるあまり、お子さんが行きたがらない時に次のような仕草をしてしまっていませんか?
- ため息をつく
- ヒステリックになる
- 泣く
- 睨む
- 口調が荒くなる
- 大きな声を出す
- 大きな音を立てて扉を閉める
- 大きな音を立てて歩く
親の考えを押し付ける
「風邪でないのなら学校に行くべき」
「少しくらい辛くても学校には行かなければいけない」
など、親の考えを押し付けるのはやめましょう。
こういったことを言われ続けた子どもは、親には自分の気持ちを言ってもわかってもらえないと思い、何も話さなくなります。
また、自分を否定されることに繋がり、子どもの自己肯定感はどんどん下がっていきます。
学校に通う他の兄弟や友人と比べる
兄弟がいる場合、「○○はちょっとぐらい嫌なことがあっても頑張って学校に行っていたのにあなたは…」など、ついつい比べてしまうことがありませんか?
他の誰かと比べて行けないのはだめだとか、他の誰かと比べて根性が足りないからだめだというのは、子どもにとってプラスに働くことはありません。
劣等感が植え付けられてしまいますし、自分に自信がなく、何か行動を起こすときに「誰かがこうするから自分もこうしておこう」と常に人の目を気にして行動するような自主性のない人間になってしまいます。
学校に行けないと将来が不安だと伝える
子どもが学校に行きたがらないとき、親御さんが最も心配するのは
「このまま学校に行かなくなったら…?将来進学することも就職することもできなくなるのでは?」
と言う将来に対する漠然とした不安事ではないでしょうか。
解決すべき問題は一つひとつ明確にして対応していくことにして、漠然とした不安を子どもにぶつけないようにしましょう。
いい大学に出ていい会社に就職するのが幸せだった時代は終わっていますし、これからは激しい変化に柔軟に対応していく力が必要です。
「学校に行きたくないな」という試練を子どもなりに乗り越えたり、自分らしく生きられる別の道を見つけられたとしたら、それはむしろお子さんの人生の糧になり、強みになるはずです。
学校に行けないのは怠けだと叱る
学校に行きたくないと思うお子さんは、心の体力が下がってしまっていることがほとんどです。
頑張りすぎてしまった結果であることが多いので、追い打ちをかけるように叱ることは止めましょう。
怠けだと叱られることで自分が認めてもらえていないと感じた子どもは、自己肯定感が下がっていってしまいます。
これは、心の体力を回復させることと真逆の方向に進んでしまうことになります。
子どもが学校に行きたがらないサインと対応策5選
子どもが学校に行きたがらないとき、どうしていいかわからないと感じていませんか?
お子さんの様子をしっかり観察して、適切な対応ができるようにしましょう。
「学校に行きたくない」と言う
素直に自分の言葉で「学校に行きたくない」と伝えられるパターンです。
明確な理由が子ども自身でわかっていることが多く、親が落ち着いて話をすれば、しっかりと問題解決への対話ができるでしょう。
親からしたら理解し難い点があっても、子どもの話を最後まで聞いて一度受け止めることを意識しましょう。
頭ごなしに否定されないことがわかると、子どもは自分の気持ちを色々と話してくれるようになりコミュニケーションが円滑になります。
お腹・頭が痛いから学校を休みたいと言う
お腹や頭など身体の不調を訴えて「学校を休みたい」と言うことも多いです。
親に学校を休むことを認めてもらうためだけに言っている場合もありますが、ほとんどの場合は確かに不調があります。
ですが学校を休めることが決まると症状がなくなってしまうことも多く、親御さんが仮病なのかと疑ってしまうのです。
お腹が痛い場合は過敏性腸症候群の症状があるケースもあり、緊張やストレスを感じると突然下痢症状が起きるタイプもあるため子どもにとっては学校生活がとても辛いです。
ストレスが原因の場合は不調を治すことにこだわるよりも、心の元気を溜めることで症状も改善していくことが多いです。
朝起きられない
「学校に行きたくない」と言う気持ちから朝起きられない場合もありますし、起立性調節障害がある場合もあります。
- 立ちくらみ
- 気分不良
- 食欲不振
- 顔色が悪い
- 頭痛
- 動悸
病院を受診することで治療することができますが、成長とともに改善していく不調であるため17歳前後になれば症状が治るケースが多いようです。
起立性調節障害の場合は気合いや根性でどうにかなるものではないので、親御さんはしっかりと症状に対する理解を深めて正しいサポートができるといいですね。
学校へ行く時間になると泣く・怒る
学校に行く時間になると泣いたり怒ったりしてしまう場合は、子ども自身も自分の状況をうまく言葉で伝えられないほど混乱しています。
また「学校に行かないと」と思っている真面目な子ほど、思いと行動が噛み合わずに感情が爆発してしまうこともあります。
限界まで頑張ったり、自分でどうにかしようとしたけれどどうにもできなかった結果であることが多いので、親御さんはびっくりするかもしれませんが慌てず対応することが大切です。
親がいつもと変わらず受け入れてくれることがわかると、子どもはとても安心します。
心も体も元気を溜めることを最優先させましょう。
学校へ行く準備が進まない
朝起きては来るけどいつまでも着替えなかったり、いつまでも玄関にいたり、スムーズに学校へ出発できないことがあります。
無理強いは良くありませんが、親御さんの声掛けやサポートで学校に行ける場合もあります。
お子さんの意思や希望も聞いた上で必要なサポートをしてあげられるといいですね。
子どもの心の体力を溜める方法3選
学校に行きたくないと子どもが感じているときは、心の体力が下がっている場合が多いです。
ここでは、心の体力を溜める方法を3つご紹介します。
学校を休む
学校に行くことが辛そうなら、まずはゆっくり休みましょう。
安心安全だと思える場所で心と身体の元気を溜めることで、次の一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。
「休んで逃げていては何も解決しないのではないか」とよく言われますが、辛い気持ちのままなんとか学校に身を置いていても、それだってなんの解決にもなっていないのではないでしょうか。
心と身体の元気がすり減っていってしまう分、逆にマイナスです。
学校以外でもやる気があれば勉強もできますし、いろいろな体験学習のイベントもあります。
親御さんは「とにかく学校に行かなければいけない」と思い過ぎないようにしましょう。
子どもの話を否定せずコミュニケーションを取る
自分の話を否定せず最後まで聞いてくれると、子どもはとても安心します。
親は自分のことを受け止めてくれる、認めてくれていると感じると、家庭がとても居心地のいい場所になります。
子どもにとっては自己肯定感が上がる大切な要因になりますし、子どもの素直な気持ちや考えを知った上でコミュニケーションが取れるので、親のメリットにもなります。
まだまだ子どもだと思っていると、つい考えが甘いところが気になって否定的な口出しをしてしまいたくなるかもしれませんが、なるべく対等な関係を意識してコミュニケーションを取るようにしてみましょう。
子どもは親から信頼されていると感じ、自信を持つことにも繋がります。
子どもの得意なことを伸ばす
できないことを克服するよりも、得意なこと・好きなこと・興味があることを追究しましょう。
得意なことはポジティブな気持ちで取り組めますし、やりがいを感じたり、自信を持つことにも繋がります。
できないことを克服することに注力してすべてが平均点というよりも、子どもの得意を磨いて伸ばして「これをやらせたらピカイチ」というようなものを持っている方が、これからの時代を生き抜く力になります。
子どもの得意なこと・好きなこと・興味があることがわからないという親御さんもいるかもしれませんが、この対応策は「いろいろなことをやってみる」に尽きます。
続かなければ子どものアンテナに引っ掛からなかったということなので、深追いせず次に行きましょう。
子どもが楽しそうに取り組んでいたり、夢中になっていることは、親御さんが見ればきっとわかるはずです。
学校に行く以外の選択肢3つ
在籍している学校に毎日通う以外にも、選択肢はあります。
学校よりも子どもが自分らしく過ごせる場所があるのなら、そこに通うことも検討しましょう。
フリースクールに通う
「フリースクール+お住まいの地域」でインターネット検索すると、いくつかフリースクールが見つかるはずです。
他にもSNSでの口コミや、地域の情報誌が参考になることもあります。
フリースクールにもそれぞれで雰囲気が違いますから、できればお子さんと一緒に(難しい場合は親御さんだけでも)いくつか見学した上でいちばん合っていそうな場所を決めていくようにしましょう。
無理して行く場所ではありませんから、お子さんが楽しく通えそうかどうかがポイントです。
フリースクールに通うことで出席日数にカウントできることもありますので、進学を考えている場合などはしっかり確認するようにしましょう。
適応指導教室に通う
各自治体が設置している適応指導教室に通う場合は、ほとんどが出席日数にカウントされるようです。
自主学習を行ったり、学習支援を受けたり、体験活動をしたり、自由に過ごせる時間も多いです。
学校への復帰を目的に設置されているため、「授業出てみる?」というようなスタッフからの働きかけが行われる場合があるようです。
それが子どもにとって負担になることもありますので、親御さんはお住まいの地域の適応指導教室の雰囲気を確認したり、お子さんとスタッフの方双方との意思疎通をしっかり行っておきましょう。
お子さんが楽しく過ごせるようであれば、いろんな人と出会える良い居場所になります。
【高校生の場合】通信制高校に転校する
お子さんが高校生で学校に行きたがらない場合は、通信制高校への転校も検討しましょう。
全日制の高校の場合は校則や時間割、制服、部活などさまざまなルールがありますが、通信制高校では生徒一人ひとりの状況に合わせた高校生活を送りやすいです。
通学日数や学習する科目、イベントに参加するしないなど、生徒の意思で決められます。
服装や髪型に関する決まりもない学校がほとんどです。
大学生のような学習スタイルですので早いうちから自主性が身に付きますし、進学した時に高校生活と大学生活であまりギャップを感じない点もメリットです。
高校卒業資格を取る条件の一つに「高校に3年間在籍すること」がありますので、ストレートで3年間で高校を卒業したい場合には、今の高校を辞めないことが重要です。
退学するのではなく、今の学校から通信制高校に「転校」する手続きをとるようにしてくださいね。
まとめ
今回は子どもが学校に行きたがらないとき、親がとってはいけない行動・言動などについてご紹介しました。
子どもの自己肯定感を下げない(上げる)ことが大切だとお分かりいただけたでしょうか。
学校に行くことだけでなく、さまざまな選択肢も検討してみてくださいね。
つい学校に行きたがらないという目の前の状況を解決したくなりますが、それよりも、お子さんが笑顔で自信を持って自立していけるように、長い目でサポートしていきましょう。
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