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いっぺ
本記事では
- 転校と編入の違い
- 転校と編入どちらがいいのか
- そもそも高校を転校することはできるのか
- 公立・私立の高校の転校について
- 各種転校にまつわるギモン
を分かりやすく解説していきます。参考になれば幸いです。
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目次
転校と編入の違い
それではまずは転校と編入の違いについて解説していきます。
高校を辞めずに変わるのが転校(転入学)
転校(転入学)は、今まだ他の高校に在籍している生徒が、別の学校に変えることをいいます。もっと分かりやすく言うと、高校を辞めずに高校を変えることを転校といいます。
学校から学校にすぐ転入するので空白期間がない状態ですね。
高校を辞めた後に再入学するのが編入
編入は、今在籍している高校を中退した生徒が、別の高校に再度入学することをいいます。もっと分かりやすく言うと、高校を辞めて別の高校に入学することを編入といいます。
学校から学校にすぐ転入するので空白期間がある状態になります。
空白期間があることで高校卒業に必要な条件である「在籍期間3年以上」の条件を満たすことができなくなります。
転校と編入どちらがいい?
高校を転校するのと編入するのではどちらがいいかですが、転校の方がメリットが多いです。
それぞれ項目毎に解説していきます。
在籍期間
転校だと在籍期間は空くことはありません。
一方で編入だと一度辞めてしまっているので在籍期間が空いいてしまいす。(辞めるタイミングと再入学するタイミングにもよりますが)
よって転校であれば高校卒業に必要な条件である「在籍期間3年以上」の条件を満たすことができます。
転校・編入のタイミング
転校であれば、学期の途中にも転校することは可能です。
編入であれば基本的には再入学になるため4月の入学式の時期に入学するのが一般的なタイミングになります。(後述しますが、通信制高校であれば転校も編入もどのタイミングでも可能な場合もあります)
タイミング的にも自由度が高いのは転校となります。
卒業時期
在籍期間と被る内容になってしまいますが、転校であれば高校卒業に必要な条件である「在籍期間3年以上」の条件を満たすことができます。よって転校であれば同級生と同じ時期で卒業することができるんです。
単位の引き継ぎ
単位を次の学校に引き継ぐことができれば、同級生と同じ時期で卒業することができる確率が高まります。単位の引き継ぎに関しては、転校・編入というよりも転校・編入のタイミングの方が重要です。
というのも、高校の単位は基本的に年度末(3月末)に確定します。
例えば、自分が2年生で①年度の途中に転校するか、②年度末に単位が確定してから転校するかで次の学校に引き継ぐことができる単位が変わってきます。
①年度の途中(例えば2年の2月)に転校するの場合は、2年生の単位が確定しないまま次の学校に転校ということなので、1年生の時に確定した単位を持っていくことになります。2年生の単位は確定していませんのでもっていくことができません。
②年度末(2年の3月末)に単位が確定してから転校する場合は、1年生と2年生の単位が確定しています。よって1年生と2年生に確定した単位を次の学校に持っていくことができるんです。
ちなみに、次の学校ではどの学年からスタートするかはもっている単位と通っていた期間によって決まります。詳しくは転校先の学校に確認すると良いでしょう。
▼この章のまとめ
このように、在籍期間、転校・編入のタイミング、卒業時期、単位の引き継ぎの観点からも転校と編入では転校のほうがメリットがあるといえます。
可能であれば、学校を辞めずに単位が確定する年度末に転校するのが色々な部分でメリットがあることも覚えておいてください。
公立高校に転校するための手続き
この章では公立高校に転校ができるのか?その他関連する内容について紹介していきます。私立高校に関しては次の章で紹介しています。
前提条件
公立高校に転校することはできるのでしょうか?結論から言うと「無理」ではありませんが、現実的には難しいです。
なぜなら、公立高校の転校は「欠員募集」がされていることが前提としてしてあるからです。
東京都教育委員会の都立高等学校の転学・編入学について(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/transfer/transfer_and_admission_h31.html)の記事によると
高校の欠員募集は主に年3回(1・2・3学期)実施されています。東京都の場合はこちら(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/transfer/)のページにて転学・編入学情報が公開されています。
どの学校にも出願できる訳ではない
ちなみに公立高校への転学・編入学募集はどの学校にでも出願できるわけではありません。
出願前に志願先の高校では、転学前に修得済みの単位と自校のカリキュラムなどを照合し、転学後に卒業に必要な単位が修得できるかどうか、確認が行われます。
また転学後、卒業に必要な単位の履修及び修得が可能であると志願先の都立高校長が認める場合は、その学校の転学・編入学募集に出願することができるという流れになります。
入学試験もある
公立高校への転学・編入学をする場合は入学試験もあります。
転学・編入学募集の検査は、各公立高校が独自に作成した問題により行われます。
科目は学校にもよりますが、例えば東京都立学校の場合は原則として、国語、数学、英語及び面接を行うことになっています。
提出書類
東京都の場合の提出書類は以下になります。
- 入学願書(用紙は志願先の都立高校で交付)
- 住所等を証明する書類(都内在住者)全日制
- 転居を証明する書類(都外在住者で入学日までに都内に転入することが確実な者)
- 転学照会書(転学のみ。現在在籍する高等学校の校長が発行したもの。様式適宜)
- 高等学校の在籍等を証明する書類(様式適宜)
- 特別の事情を示す書類(保護者が父母であり、父母のどちらか一方が特別の事情により志願者と同居できない場合のみ)
- 海外における勤務証明書等、保護者が帰国できない理由を証明する書類(海外からの帰国生徒で、保護者のどちらか一方が帰国できない場合又は志願者のみが帰国する場合)
- 身元引受人承諾書(海外からの帰国生徒で、志願者のみが帰国する場合)
- 入学考査料
- その他志願しようとする都立高校長が必要とする書類
▼この章のまとめ
公立高校に転校するための手続きをまとめると
欠員があるか確認 → 空いていたら学校に相談・単位の照合 → 試験を受ける
という流れになります。
欠員があったからといって、その学校の勉強についていけるかも重要な問題になってきます。
私立高校に転校するにはめの手続き
この章では私立高校に転校ができるのか?その他関連する内容について紹介していきます。
結論からいうと、公立高校と同じように私立の高校の場合も基本的には欠員募集という形で転校を受け入れているんです。
転校するタイミング
私立高校の場合は転校するタイミングは学校ごとに違います。
学期ごとの年3回程度で募集している私立高校もあれば、私立の通信制高校の場合であれば毎月、随時募集している場合もあります。
入学試験もある
入学試験も公立高校と同様に、国語、数学、英語及び面接を行うのが一般的です。
通信制高校の場合は作文だけ、面接だけ、作文と面接という場合もあります。
提出書類
提出書類は学校によって異なります。
- 願書(志願先の学校から取得)
- 転学照会書(在学している学校から取得)
- 在学証明書(在学している学校から取得)
- 成績証明書
- 志願者および保護者の住所または転居先が確認できるもの
- その他(志願先の学校から提出を求められる書類各種)
- 入学考査料
▼この章のまとめ
私立高校に転校するための手続きをまとめると
<私立全日制の場合>
欠員があるか確認 → 空いていたら学校に相談・単位の照合 → 試験を受ける
<私立通信制の場合>
学校に相談・単位の照合 → 試験を受ける
という流れになります。
高校を転校するのは一般的ではない
ちなみに、高校を転校した時「浮いてしまわないか不安」というケースもあると思います。やはり公立にせよ、私立にせよ全日制高校に転校するというのは一般的ではありません。
こちらが不安に感じる場合は通信制高校への転校も検討してみましょう。
通信制高校には多くの時間を自分のやりたいことに使ったり、専門的なことを学んだり、精神的なサポートも行いながら高校卒業を目指したりすることができます。
通信制高校って「人」と同じように「個性」があって本当に面白いです。
全日制高校だと偏差値順から学校を選ぶわけですが、通信制高校は入りたい学校に入ることができます。 その中から自分に合った環境で高校生活を続けていくことは貴重な体験で財産になるはずです。
通信制高校に関しては、本ブログや当サイト管理人が運営しているYouTubeチャンネルも参考にしながら通信制高校ことを知ることや学校選びの参考に利用ください。
よくある質問集
ここからは転校に関するよくある質問について解説してきます。
年度の途中で転校すると対象の年度で受けた授業などは無駄になる?
全日制高校を頑張って通った分(授業やテスト)はすべて無駄にはなりません。
例えば全日制高校から通信制高校に転校した場合は、レポートの進度に反映(学習の継承)されるので全日制高校で頑張った分は全くは無駄にはなりません。
このレポートの進度は分かりやすく説明すると全日制高校で国語の教科書が半分の50%まで進んでいたら通信制高校に転校しても国語の教科書は半分の50%から引き継いで学習が進められるというイメージです。
転入時にかかる費用や料金は?
転入、編入でかかる費用や料金は以下になります。
- 入学金
- 授業料
- 施設設備費
- 教材費
- 各種諸経費
学校によっては学年の後期から転入する場合なら入学金や施設設備費、教材費などが半額になったりする学校もあるのでこの辺もしっかり学校に確認しましょう。
お金と直結する部分として転入時期もやっぱり気をつけた方がいいです。
例えば、今在籍している高校に3月の年度末まで頑張って通って単位を習得できればお金は今年度の分は無駄になりません。
もし3月の年度末まで通うのが無理そうであれば、通信制高校に今年度の分の入学金や授業料などの学費を払う必要があります。
転校する時にやっておくべきことはありますか?
これは生徒さん向けの回答になりますが、最後に転学する前にやる大事なことは2つあります。
親にしっかり相談する どの通信制高校に行くか検討し学校見学に行く
の2つです。
転校したいとはいってもまだ未成年であり高校生ですから親に承諾してもらう必要があります。学費も自分でなんとかするとしても願書には保護者の署名・捺印が必要です。
しっかり親にも応援してもらえるように自分の考えをまとめて伝え話し合いましょう。
また転学する前にやる大事なことの2つ目は複数の高校を検討し学校見学に行くことです。
時間がない場合は学校見学に行ったりじっくり検討している余裕がないことが多いはずなんですが、それ以外の場合だったらすぐに学校を決めたりするのはおすすめしません。
手間と暇をかけて自分に合った学校を検討しましょう。
まとめ
以上、今日は高校から高校に転校について解説してみました。
出来る限り分かりやすく説明したつもりではあるんですが、分からない場合はTwitterやYouTubeの動画にコメントしてくださいね。
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