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本記事では「失敗しない最高の通信制高校が見つかる選び方」というテーマで、
全日制高校から通信制高校に入り、卒業時は生徒会長も経験して、現在は通信制高校のメディアも運営している僕小谷が経験談も交えてお話ししていきます。
通信制高校に行きたいけどどう選べばいいか迷っていませんか?選び方が分からない・・・こういう声結構多いんです。
実際にこういう質問ももらいました。
確かに通信制高校は沢山ありすぎて何から始めてどう選んでいいか分からなくなってしまいますよね。
日本には260校の通信制高校があり、更に広域の通信制高校の場合は学習等支援施設(サポート施設)もありそれらをあわせると2868のキャンパスがあります。
そんな膨大な数からりたい学校に入れるのが通信制の特徴です。
全日制高校とかだと学力試験があるので入れる学校は限られてくるんですけど、通信制高校は学力試験はほとんどないので行きたい学校に行くことができます。だからこそ決めきれないという人も多いです。
逆にこんなに通信制高校があるってことを知らなかったりしてとりあえず近くにある1校しか調べず入学…それで通ってみたけどやっぱり合っていなくて辞めてしまったなんて話もあります。
どうせ通信制高校に行くなら僕はあなたやあなたのお子さんに目一杯通信制高校を楽しんで欲しいと思っていますし、通信制高校を卒業するときは「この学校に入って良かった!」っと思ってもらいたいです。
そのために大事なのが学校の選び方なんです。
この記事を読んで失敗しない最高の通信制高校の選び方を伝授していきますのでしっかりマスターして学校選びをして下さい!
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通信制高校の生徒数は毎年増加している
2021(令和3)年度学校基本調査(2021年12月22日公開)によると、通信制高校生徒数は、前年度から11,441人増加し21万8,389人となりました。
うち、男子は11万1,056人(50.9%)、女子は10万7,333人(49.1%)となっています。
現在高校生の15人に1人の生徒が通信制高校を選んでいて、割合にすると高校生全体の5~6%程度が通信制高校生になります。
高校生全体※1(3,217,319人)に対し通信制高校が占める割合は前年度の6.3%から増加し6.78%となり、高校生の15人に1人が通信制高校という割合になります。
通信制高校の退学者数は毎年◯人
生徒数も毎年増え、注目の通信制高校ですが、あまり知られていない通信制高校を退学している人数です。ここでは通信制高校の退学者数についても触れて置きたいと思います。
引用元:事由別中途退学者数(課程別)_令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
黒枠で囲っている部分が令和2年度(2020年度)の通信制高校を中途退学した合計の数です。中途退学した合計の数は7,621人となっています。
また赤枠で囲っている部分は、辞めた理由別に人数をまとめています。
割合が多い順にならべると以下のようになります。
- 学校生活・学業不適応(22.0%)
- 就職を希望(9.4%)
- 別の高校への入学を希望(8.0%)
- 病気けが死亡(6.0%)
- 学業不振(5.1%)
- 家庭の事情(5.1%)
- 経済的理由(4.4%)
- 高卒程度認定試験受験を希望(2.5%)
- 専修・各種学校への入学を希望(1.2%)
- 問題行動等(1.2%)
- その他の理由(24.7%)
- 進路変更その他(10.4%)
退学理由はさまざまですが、通信制高校に入る前に正しい学校選びをすることで退学できることを防げると思っています。
通信制高校を選ぶ上で大事なこと
僕が通信制高校を選ぶ上前に大事なことは、
まずは正しく通信制高校のことを知ることです。
通信制高校行くことで就職出来ないんじゃないか、通信制高校からは大学進学できない、通信制高校に行くと人生おわる…といったようにネット上では通信制高校に関する偏見や間違った情報が溢れています。
まずは通信制高校のことを正しく知るということは大前提です。ぜひ当サイトやYouTubeチャンネルを活用して正しく通信制高校のことを学んでくださいね。
この正しく通信制高校のことを知るの前提で通信制高校のを選ぶ上で大事なことは、
「複数の通信制高校」から「手間」と「暇」をかけてじっくり検討して選んでいくことが大事です。
大事なのでもう1回いいますけど、
「複数の通信制高校」から「手間」と「暇」をかけてじっくり検討して選んでいくことが大事です。
ここからは複数の通信制高校から選ぶ重要性と何で「手間」と「暇」を掛けたほうがいいのか解説していきます。
複数の通信制高校から選ぶ重要性
僕が相談受けたりする中でえっ?と思うことがあるのでいくつか紹介すると
例えば1校しか学校見学に行かずそのまま学校の営業の方にのせられて入学決めてしまっている人だったり、
家から近い通信制高校だからとか、人気の通信制高校だからとか、ブログとかのランキング記事で上位だからという理由他の学校は検討もせずに決めてしまったり決めてしまったりする人がいるんです。
日本には260校の通信制高校があり、更に広域の通信制高校の場合は学習等支援施設(サポート施設)もありそれらをあわせると2868のキャンパスがあります。
そんな膨大な数からりたい学校に入れるのが通信制の特徴です。
通信制高校は選択肢はめちゃくちゃあるのに最初から1つや2つの学校に限定しちゃってる人は結構多いように思います。
これだと生徒さん本人にとって最高に合っている通信制高校である確率はあまり高くないです。
こういった理由から通信制高校は1校とか2校とかじゃなくて複数の通信制高校から選ぶことが大事だと思っています。
そんな数から検討してたらどうやって絞ればいいか分からなくなるじゃないかという人もいると思うんですが安心して下さい。その辺もあとでしっかり解説していきます。
「手間」と「暇」をかける重要性
次になんで「手間」と「暇」をかけることが大事なのかについても話しておきたいと思います。
ただ複数の通信制高校から選ぶだけじゃなくてその選び方の「質」も大事だと思っています。
例えばネットで調べた情報だけで検討して決めるのと、実際に資料請求して更に気になった学校に学校見学に行って決めるとでは選び方の「質」に雲泥の差があります。
ネットだとやっぱり表面的な部分しか見えないんですよね。これは僕の運営しているいっぺこっぺ通信のサイトでもそうです。
ネットでちゃちゃっと決めてしまったり適当な学校選びをしてしまうと、合わなくて辞めてしまうかもしれません。
もしそれが学費の高い私立の通信制高校やサポート校だったら高額な学費を無駄にしてしまうことだってあります。
これから紹介する通信制高校の選び方に沿って選ぶことで「手間」と「暇」を掛けて選ぶことができるようになるはずです。
通信制高校の調べ方
通信制高校を複数から検討していく上でまずはどんな学校があるのかを調べて知る必要があります。そこでここからは通信制高校の調べ方とか情報収集の仕方を解説していきたいと思います。
ネットで情報収集する
まずは当たり前なんですけど検索することですね。
「東京 通信制高校」「横浜 通信制高校」とか都道府県名×通信制高校で検索してみるといいかなと思います。
でもこれだと学校ごとの情報が一覧ででてこなかったりしたのでここはいっぺこっぺ通信のサイトを使ってみて欲しいです。
サイトには「都道府県別」に通信制高校の情報をまとめているのでぜひこちらも利用して欲しいなと思います。
都道府県別の記事にはそれぞれ学校の名前とこの学校の名前をクリックしてもらえれば学校のHPに行けます。
あと横にスライドすると住所や電話番号と学費や口コミをまとめた個別の記事もみることができます。
サポート校は無数にあるので全ては記載できていませんが公立と私立はほとんど網羅できていると思います。
ここに出てくる学校は全てホームページだけでもチェックしていって気になった通信制高校はメモっておきましょう。
資料で比較する
そして気になった通信制高校はしっかり資料請求して行きましょう。どの通信制高校にも必ず「パンフレットや資料」があります。
この資料には高校の仕組みや・学費・施設や学科やコースなど高校選びに必要な、正しい情報が載っています。
いっぺこっぺ通信のサイトもこの資料を参考に情報をまとめているんですがそれでも毎年学費とか新しくコースが新設されて情報が変わっていたりするので必ず新しい資料を請求していきましょう。
通信制高校の各ホームページの問い合わせフォームから資料請求するか見学も兼ねて直接取りに行ってみても良いかなと思います。
資料請求サービスを利用する
それが通信制高校資料請求サービスです。普通は通信制高校のホームページにいって資料請求フォームに名前とか住所・電話番号を入力して資料を請求していきます。
1校2校とかだったらいいんですけどこれが10校とか20校となると資料請求していくのもかなり大変ですよね。大変なんですが僕がおすすめするのかできるだけ多くの複数校から検討することで理由はさっき話したとおりです。
この資料請求サービスを使うと5校とか10校とかの通信制高校を一括で資料請求できるんですね。
サイトにアクセスして気になる通信制高校をチェックしてあとは情報を入力するだけなんですけど1・2分くらいで複数校から資料請求できちゃうので1校1校資料請求する手間もかからないんでめっちゃおすすめです。もちろん無料でできます。
資料請求サービスはかなりたくさんあって資料請求サービス毎に資料請求できる学校も違うので複数組み合わせて使ってみると良いかなと思います。
おすすめの資料請求サービスはこちらにまとめていますのでマストで利用をおすすめしたいです。
ここまでが通信制高校を選ぶ前の前準備になります。
通信制高校の選び方
そしてやっとここからがこの動画のメインの話の「通信制高校の選び方」についてになります。順に解説してきます。
本人の状態から選ぶ
上記画像を見てもらえば分かるんですが、生徒本人にとって通う理由・学校に求めることは全然変わってくるんですよね。
例えば
途中で転入希望なら➡随時転入できる学校を選ぶ
学力不振で進級が難しい場合は➡個別指導で学べる学校を選ぶ
学力に不安を感じるなら➡小中学校から学び直せる学校を選んだり
病気や体調不良で悩んでいる場合は➡自分のペースで通える学校を選ぶ
発達障害であれば➡自分のペースで通え発達障害専門コースがある学校を選ぶ
不登校ならスクールカウンセラーや生徒のサポートが充実している学校を選ぶ
ひきこもりなら➡学校の先生が家に来て授業してくれたり、引きこもり支援サポートのある学校を選ぶ
といったように生徒の状態によって状況も違うのでその状態にあった通信制高校を選ぶといいです。
例えば、ひきこもりで人になれることからはじめたい人には全日型の毎日通うタイプの学校は負担が大きいので人と距離を置きながら通える学校が良かったりします。
また進学を希望しているけど、中学はまともに通えていない生徒ならまずは学び直しが必要です。学び直しをしながら進学を目指せる学校もあります。
生徒本人のタイプによっても学校選びは変わってきます。
学校に求める条件を整理する
このタイプだけだとざっくりした感じの選び方になってしまうんでもうちょっと細かく学校に求めることを整理する必要があります。
まずは学費ですよね。通信制高校は公立なら年4万円くらいで私立も就学支援金を利用すれば10万円代だったりするんですけど、学費が50万とか100万とかの学校もあったりするので学費が壁で入れないということもあるかもしれません。
奨学金や教育ローンとかもあるのでよっぽどやりたいことが決まっているなら検討したほうがいいですがそれ以外なら家庭が負担できる学費の上限を決めて選んだ方がいいです。ここはあなたが生徒本人ならご家族に相談して上限がどれくらいなのか知っておく必要があります。
この上限を超える学校なら自動的に選択肢から除外されていくので学校を絞り込んでいくことができます。
ほかにも
- スクーリング回数とか
- 家からの距離
- 部活や生徒会があるのか
- レポート提出方法は
- 進学コース
- 専門コース
- 資格取得
- 不登校サポート
- 指定校推薦
といった細かい条件を洗い出してどれが自分に必要かを考えて優先順位をつけると自分に合った学校を絞り込むことができます。
学校説明会・オープンスクールに参加する
ここまでくれば後は実際に学校説明会・オープンスクールに参加するだけです。
これまでの条件を満たしている通信制高校やちょっと条件は満たしていないんだけどどうしても気になる通信制高校はできるだけ見学して自分の目でも比較していきましょう。
どんな教室なのか、どんな先生たちなのか、通っている生徒は楽しそうにしているかとか、通学距離は問題ないかという感じでネットの情報や資料からではわからない情報がかなり見えてくるはずです。
通う前に一度足を運んでみることは必ずやって欲しいと思います。
ネット対応の通信制高校はなかなかこの部分が見えないことが多いのがデメリットなんですがYouTubeやSNSで検索するとイメージをつかめるかもしれませんし、オンラインの説明会をやっていたりするのでできるだけ参加して欲しいと思います。
まとめ
以上僕が考える「失敗しない最高の通信制高校が見つかる選び方」について解説してみました。
結構当たり前のことなんですけど僕に相談くれる人に話を聞いてみると今回紹介した方法で検討出来ていない人が多いと思ったので記事にしてみました。
最初から行きたい学校が決まっていてもまずは色々な学校を知った上でやっぱり最初から行きたい学校に行くのとでは自分自身の納得度も違うと思うんですよね。
複数校から検討すればそれは手間も時間もかかるんですけどあとからやっぱりこの学校じゃなかった…と思って辞めてしまうよりはいいですよね。
今日話した「失敗しない最高の通信制高校が見つかる選び方」の考えをベースにしたチェックリストをメルマガ読者の人限定で配布中です。
これは自分でスコアを付けて客観的に通信制高校を比較することができるように考えて作ったので合わせて通信制高校選びの参考にしてもらえればと思います!
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