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【通信制高校】と【サポート校】の違いは何?学費は高い?仕組みを解説

【通信制高校】サポート校って違いは何?学費は高い?仕組みを解説

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通信制高校にはサポート校という仕組みがあります。

通信制高校について調べ始めたばかりのあなたにはちょっと仕組みが分かりづらいのではないでしょうか?

最近話題のホリエモンこと堀江貴文さんが主催の通信制高校「ゼロ高等学院」も鹿島学園高等学校のサポート校です。

他に有名所のサポート校としては「トライ式高等学院」や「おおぞら高等学院」などがあります。

本記事では

  • 通信制高校とサポート校の違い
  • 学費は高いのか
  • メリット・デメリット

以上を通信制高校卒業生が通信制高校のサポート校について分かりやすく解説します。

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サポート校とは

サポート校と通信制高校の違いはなんでしょうか。

分かりやすい資料がありましたので紹介します。(サポート校のトライ式高等学院の資料の写真です。)

通信制高校とサポート校の資料

通信制高校は「高校卒業資格を得るため」に通います。

一方、サポート校は「更に付加価値がついた+α」のサポートを受けるために存在しています。

分かりやすく言ってしまうと塾みたいな感じです。

塾だけに通っていても学校を卒業できるわけではないですよね。あくまで生徒の学力を引き上げるために塾がありますが、サポート校も立ち位置としてはよく似ています

サポート校は学校によって特化している内容はさまざまです。

《サポートの特化》

  • 大学進学サポート
  • 個別指導サポート
  • 引きこもりサポート
  • カウンセリングサポート

《専門分野の学習に特化》

  • プログラミング
  • 美容師
  • ペットトリマー
  • 芸能、声優
  • 介護

サポート校施設数・生徒数のデータ

通信制高校の学校数生徒数の推移

参考文献:文部科学省資料より

上記の図を見てもらえば分かるように、過去20年間でのサポート校の施設・生徒数は増加しています。サポート校在籍者数は20年で10倍に増加しています。

今や高校生の18人にひとりは通信制高校の生徒だと言われています。サポート校が増えたことによって生徒の選択肢も広がり、通信制高校を選ぶ生徒が増えていることが分かりますね。

通信制高校が増えており、サポート校も同じように増えています

 

サポート校の学費は高いのか

学費

サポート校に通うと学費は高くなるの?

いっぺこっぺを運営していて質問を受ける機会も多いのですが、そのなかでもいちばん多い質問がこれです。

ずばり、サポート校は学費が高くなります。

学費が高い理由はサポート校の学費に加えて、通信制高校の学費も必要になってしまうからです。

ただ、通信制高校の学費に関しては就学支援金制度を利用すれば年間最大30万円の支援金を利用することが可能です。

こちらの記事で制度の内容を確認して、ぜひ活用してください。

通信制高校行くなら必見|就学支援金制度って?支給方法、条件を解説通信制高校行くなら必見|就学支援金制度って?支給方法、条件を解説

 

サポート校のメリット・デメリット

メリット・デメリット

これまで説明してきたように、通信制高校のサポート校は例えるなら塾のようなところです。

受験生でも独学で勉強して志望校に合格する生徒がいるように、サポート校に通わず3年で通信制高校を卒業する生徒ももちろんいます。

私もサポート校に通わず3年で卒業したけど、今はいろんな特色をもつサポート校があって魅力的だな〜

サポート校によって特徴や強みはそれぞれ違うんですね。

具体的にどんなメリットがあるのか、逆にデメリットはないのか、挙げてみたいと思います。

サポート校のメリット1 専門科目・技術を深く学べる

飛鳥未来高校_三幸学園グループならではの専門分野を学べる

サポート校には、専門科目に特化したカリキュラムを組んでいるところがあります。

高校卒業に必要な普通教科は通信制高校のカリキュラムでカバーしているため、それ以外の時間を専門科目の勉強に使うことができます。

専門学校をグループにもつサポート校などでは専門学校の授業を受けることができたり、充実した設備環境の中でプロから直接指導を受けることができるところもあります。

プログラミングやビューティ、芸能などに特化してハイレベルな授業を行っているサポート校などがあるよ

高校生のうちに第一線で活躍するプロや先生から専門的に学ぶことで卒業してから即戦力なれるね

サポート校のメリット2 卒業までしっかりサポート

湘南国際アカデミー高等部のサポートの画像

通信制高校では、レポートの提出やスクーリングの出席など自分で計画的に進めなければ卒業することができません。

これが意外と難しく、通信制高校の卒業率は40%~です。

アルバイトとかで疲れてレポートを後回し・・・単位をもらえずに卒業を見送る・・・って生徒もたくさんいるのが現実です

サポート校では通信制高校をきっちり3年間で卒業できるように、レポートの提出や勉強のわからないところをサポートしてくれます。

自分以外の誰かが卒業に向けて導いてくれると、卒業率もぐんと上がります

卒業率100%を強みとしてるサポート校もあるよ

サポート校のメリット3 個別や少人数できめ細かい指導

湘南国際アカデミー高等部の慣らし授業の画像

サポート校の多くは個別指導や少人数制の授業を行っています。

一人ひとりのレベルやペースに合わせて丁寧に指導するため、学力面で不安がある生徒でも安心です。

また、

週1回の通学から始めたい
毎日午後からなら通えそう

など一人ひとりの状況に合わせて柔軟にカリキュラムを組んでくれる場合もあります。

サポート校のメリット4 家庭訪問など引きこもりの生徒へのサポートがある

トライ式不登校・引きこもりサポート

トライ式高等学院では引きこもりの生徒支援の一環として学校の先生が自宅まで訪れて個別授業を行ってくれるサポートがあります。

ここまで手厚いサポートが出来るのもサポート校ならではの特徴です。

慣れてきたらキャンパスへの登校をしたりと臨機応変に対応できます。

おのずと卒業率も高くなります

ちなみにトライ式高等学院は98.5%と通信制高校でも最高峰の卒業率です

サポート校のメリット5 自分のペースで行きたいときに行ける

桜心高等学院は自分のベースで通学できるの画像

通信制高校は自分のペースで行きたいときに行けるのですが、10時から授業、13時から授業というように授業の時間は決まっているんですね。

本当に行きたい時に行けるというのは「行きたい時間に行って自由に授業を受けれる」ことではないでしょうか。

サポート校では通信制高校よりも自由度が高い学校が多いです。

 

サポート校のデメリット

デメリット

サポート校は良いことだらけなのでしょうか?いっぺこっぺが考えるデメリットも紹介します。

サポート校のデメリット1 サポート校だけでは高校卒業の資格は得られない

サポート校はあくまで通信制高校のサポート校になります。

ですからサポート校だけでは高校の卒業資格を得ることはできません。

メインとなる「通信制高校に所属」+「サポート校に所属」することになります。

そもそもサポート校だけに所属することは出来ません

卒業証書も通信制高校からもらうことになり履歴書にはサポート校ではなく所属した通信制高校名を書く必要があります

サポート校のデメリット2 学費がかさむことも

東京芸能学園の学費の画像

この記事の最初でも説明しましたがサポート校はどうしても通信制高校単体と比べて学費が高くなります。

通信制高校にも所属する必要がありますし、通信制高校にはない付加価値を提供している通信制高校が多いためどうしても高くなってしまいます。

年間の学費は30万円~200万円と幅があり学校の取り組み・サポート内容によって異なります。

サポート校のデメリット3 通学が負担になる場合も

飛鳥未来高校自分にあった通学スタイルが選べる

サポート校によっては毎日通学して登校する学校もあります。

全てのサポート校ではありませんが、学校によって違います。

メインの通信制高校がネット授業に対応しているかどうかも確認しておく必要があります。

 

まとめ

この記事では通信制高校のサポート校について解説しました。

サポート校は学費は高いですが、更に細やかなサポートや専門科目で生徒に寄り添った取り組みをしている学校です。

引きこもり支援が得意なサポート校、専門技術を学べるサポート校、難関大学進学に特化したサポート校というようにサポート校にも個性があります。

このサポート校の個性と生徒の個性がベストマッチすると可能性は一気に広がるでしょう。

ぜひ色々な学校を調べ、実際に学校見学をして生徒さんに合った学校を見つけて欲しいです。

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