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いっぺ
通信制高校の魅力は感じているけど、デメリットの現実を知りたい、、
そんなあなたのために、通信制高校にはどんなメリット・デメリットあるのか通信制高校卒業生で、現在は通信制高校研究家として活動している僕がお届けしたいと思います。
・通信制高校の良いところや悪いところを知りたい
・卒業生の声が聞きたい
・通信制高校のリアル・現実を知りたい
通信制高校のいいところも悪いところも知った上で、実際の学校生活のイメージを掴んで頂ければと思います。
まずはメリット・デメリットを知り通信制高校の現実・リアルを知っていくことが大事です。まずは通信制高校のことを正しく知り自分のイメージと現実のギャップを埋めていきましょう。
通信制高校に関する情報も世の中的にはまだまだ少ない(学校の先生も知らない…!)ので当サイトをぜひ活用頂きあなたやあなたのお子さんに合った学校選びをしてくださいね。
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通信制高校のデメリット8選
まずは通信制高校のデメリットを8つ紹介していきます。デメリット・現実を踏まえながら通信制高校を検討していきましょう。
ちなみに通信制高校にはデメリットも多くありますが、基本的には学校選び次第でデメリットを抑えることができます。
通信制高校のデメリット①レポートが大変
通信制高校で大変なことの一つとしてはレポートが大変ということがあってこれがデメリットのひとつ目です。
まず通信制高校のレポートは基本は紙で提出します。こんな感じ
画像引用元:昌平高等学校
の問題集が各教科ごとにあり期日までに郵送で学校に提出するというイメージです。
通信制高校のレポートは教科によって提出する枚数が違います。
1単位あたりの提出枚数
各教科・科目 | 提出するレポートの枚数 |
国語、地理歴史公民、数学系 | 3枚 |
理科系 | 3枚 |
体育 | 1枚 |
保健(保健体育に属する) | 3枚 |
芸術、英語、外国語系 | 3枚 |
家庭、情報、並びに専門教科 | 2〜3枚 |
上記表のように基本は1単位あたり3枚くらい提出することになります。
年間で履修する単位数は25単位程度になりますから、25単位×3枚=75枚程度のレポートを年間で提出していくイメージです。
この75枚程度が多いか少ないかは人によって異なります。
例えば、大学進学を考えている生徒さんや勉強が習慣になっている生徒さんにとってはなんてこと無い枚数だと感じると思います。
一方で勉強が習慣になっていない生徒さんにとっては、1枚完成させるだけでも中々大変だと思います。
関連するツイート
通信制高校は、きっと皆さんが思っている以上に学習は大変
少なくとも僕は大変だった👼教科書購入してレポートもどっさり
レポートだって簡単じゃない(個人的には数学)
スクーリングも行事でごまかすことはほぼない「簡単に卒業できるから」
という理由では選ばないことをおすすめします…— 小谷良太@通信制高校研究家|株式会社GoodWeather代表 (@ippecoppe_blog) March 15, 2022
デメリット解消法
このデメリットを解消するには
- 私立の通信制高校を選ぶ
- ネットレポート提出の通信制高校を選ぶ
この2種類があります。
それそれ紹介していきます。
1.私立の通信制高校を選ぶ
私立の通信制高校の場合、レポートの提出日近くになったら学校の先生から連絡が入るといったサポートがあります。公立の通信制高校では、このようなサポートは一切ありません。
私立の通信制高校の最大の意義は「学校を卒業させる」ことなので卒業させるためのサポートはしっかりしていることがほとんどです。
レポート提出管理の支援・サポートが欲しい場合は、私立の通信制高校を検討してみましょう。
2.ネットレポート提出の通信制高校を選ぶ
私立の通信制高校の場合、更にネットレポート提出に対応している学校があります。
通信制高校は紙タイプのレポートが基本になることが多いですが、スマホやタブレットを利用してネット提出できる場合があります。
このネット提出に対応している場合、スキマ時間にレポートもスマホでポチッとこなせるので、卒業への難易度が下がることにも繋がるでしょう。
プチまとめ
- レポート提出が大変なのがデメリット
- 勉強が習慣になっていない生徒さんにとっては、レポートを1枚完成させるだけでも大変
- 提出期限内に提出できないと単位を落とすことに繋がる
- レポートの提出に自信がないなら、私立の通信制高校を選んだり、ネットレポート提出対応の通信制高校を選ぶことで解決
通信制高校のデメリット②主体性がないと卒業は厳しい
通信制高校は主体性がないと卒業することは難しいです。
「主体性」とは、自分の意志や判断に基づき、責任を持って行動することです。
通信制高校は登校時間が自由、通うペースも選べるなどメリットもある反面、だれかに学校に来いなんて強制されることも基本はありません。これはデメリットと言えるでしょう。
通信制高校で主体性がない場合
- レポートを期限内に提出できない
- 授業の計画を立てられない
- 計画していた授業に参加できない
というような事態に陥ってしまい卒業はどんどん遠くなってしまいます。
また政策研究大学院大学の調査によると私立の通信制高校は97.5%、公立の通信制高校は50.1%という卒業率のデータがあります。
(※2015年における通信制高校の在籍卒業率は、公立が 16.7%、私立が 32.5%となります。分かりやすく在籍卒業率を3倍した時の数字となります)
※平成 27 年度の公私別の平均値は、公立が 16.7%、
私立が 32.5%である。3 年制の場合、33%で 1 学年分になるので、公立では学年の半分、私
立ではほぼ 1 学年分が卒業したことになる。私立が公立より卒業しやすいという漠然とし
た印象があったが、数値として明確になった。※在籍生徒に対する卒業者数の割合を「在籍卒業率」として検証することにした。
値として 33%以上があるのは、以前に入学していた生徒が、3 年以上かけて卒業しているか
らである。引用元:http://www3.grips.ac.jp/~education/epc/wp-content/uploads/2017/04/MJE16203okubo.pdf
この数字からも特に公立の通信制高校は卒業率が低い傾向にあるのは事実です。
このように、通信制高校は主体性がないと卒業することは難しいということもデメリットとして挙げることができます。
デメリット解消法
このデメリットを解消するには通信制高校に入る目的を明確にしたり、通信制高校を卒業した先に目標をつくるといいと思います。
私立の通信制高校の場合、レポート提出の支援や授業を受ける計画の支援もしっかりしていますが、支援があったとしても生徒さん本人にやる気がないとレポート提出できないこともあるわけです。
ですから、卒業した先の目標ややりたいことを作ることをおすすめしたいです。卒業した先に目標があれば、何が何でも通信制高校を卒業しないといけない理由ができるんです。
目標達成を動機にすると、主体性を発揮することにも繋がるはずです。
他にも私立の通信制高校であれば
- レポートを期限内に提出できない→レポート提出期限近くで連絡してもらえる
- 授業の計画を立てられない→一緒に授業計画を立ててくれる
- 計画していた授業に参加できない→参加できなかった場合の今後の対応を相談
といったような卒業のための支援を受けることができます。
プチまとめ
- 主体性がないと卒業が遠のいてしまうのがデメリット
- 卒業した先の目標ややりたいことを作ることがおすすめ
- 目標達成を動機にすると、主体性を発揮することにも繋がる
通信制高校のデメリット③分からないことがすぐに解決しにくい
通信制高校は自主学習が基本のため分からないことがすぐに解決しにくいというデメリットがあります。
全日制高校なら毎日学校に行っているので、分からないことがあれば先生に質問してすぐに解決することができます。
一方で通信制高校は基本的には自宅で勉強することが多くなるので分からないことをすぐに解決しにくいんですよね。
中学や高校で先生に勉強のことについてすぐに質問して解決していた生徒さんの場合、解決するまでの時間が長くなってしまい勉強の理解度が滞ってしまうというケースもあるでしょう。
学校の先生にいつでも勉強のことを聞きたい場合は注意する必要があるでしょう。
デメリット解消法
このデメリットを解消するにはメールやチャットで質問ができる通信制高校や、週3〜5日通うタイプの通信制高校、個別指導に対応している通信制高校を選ぶといいです。
直接聞きたい生徒さんは週3〜5日通うタイプの通信制高校、個別指導に対応している通信制高校を選びましょう。オンラインでの質問で問題ない場合は、メールやチャットで質問ができる通信制高校を選ぶといいです。
また、通信制高校と併用して塾等に通ったり通信制高校以外に質問する場所があれば問題ないといえます。
プチまとめ
- 通信制高校は分からないことがすぐに解決しにくい
- メールやチャットで質問できる学校を選ぶ
- 週3〜5日、個別指導に対応した学校を選ぶ
- 通信制高校と併用して塾等に通うことで解決可能
通信制高校のデメリット④レポートをこなすだけでは学力がつかない
通信制高校はレポートをこなすだけでは学力がつかないというのも通信制高校のデメリットです。どうしても通信制高校のレポートだけをこなすだけでは、国立大学や難関大学への進学は難しいです。
今は少子化の影響もあって定員割れしている大学も多いのでどの大学でもいいのであれば問題ないです。
通信制高校で学力をつけていくには、「工夫」が必要になってくることは間違いないです。
ちなみに、通信制高校からでも難関大学に進学は可能です。多くの通信制高校から東大をはじめ難関大学に進学実績のある学校もあります。
デメリット解消法
通信制高校から国立大学や難関大学を目指すなら塾やスタディサプリを併用したり、私立やサポート校の進学コースを検討したりといった工夫が必要です。
まずは自分に合った学習方法は何なのか?を知ることがカギになります。自分の学習方法に合わせて通信制高校を選び、更にオプションで塾や進学コースを選ぶといったように自分に合わせてカスタマイズすることをおすすめします。
プチまとめ
- レポートをこなすだけでは学力がつかない
- 通信制高校で学力をつけていくには、「工夫」が必要
- ら塾やスタディサプリを併用
- 私立やサポート校の進学コースを検討
- 自分に合わせてカスタマイズするのがおすすめ
通信制高校のデメリット⑤修学旅行がない
通信制高校には修学旅行がないというのもデメリットです。厳密にはどの通信制高校に修学旅行がないというわけではなく、学校によっては修学旅行が開催されているケースもあります。
一般的には通信制高校では修学旅行は開催されていません。やはりそれぞれの事情があって、それぞれが違うペース、スタイルで高校卒業を目指しているので、修学旅行を企画するのは難しいといえるでしょう。
デメリット解消法
修学旅行を楽しみたいということであれば、私立の修学旅行がある通信制高校や宿泊型の職業体験がある学校を検討してみましょう。
集中スクーリングがある通信制高校も擬似的な修学旅行感を味わうことができます。ただし、基本的には授業がびっしり数日間という場合が多いのであくまで擬似的な修学旅行という感じになります。
他にも通信制高校あるあるですが、卒業時には仲のいい友達同士だけで卒業旅行に行くケースも結講あります。修学旅行はグループも勝手に決まってしまうこともあるので、仲のいい友達同士だけで卒業旅行を企画して「最高の想い出」作りをすることもできます。
プチまとめ
- 修学旅行がない
- 修学旅行のある通信制高校を選ぶ
- 宿泊型の職業体験がある通信制高校を選ぶ
- 集中スクーリングがある通信制高校は擬似的な修学旅行
- 自分たちで卒業旅行を企画するのもあり
通信制高校のデメリット⑥友達ができにくい
通信制高校のデメリットとしては「友達ができにくい」というのもあります。通信制高校は基本的にクラスで行動せずに個々各自で授業受けることになります。また部活や生徒会もない場合が多いです。
ですから人とそもそも接する機会がないんです。人と接する機会が減れば友達を作るチャンスも減ってしまい、友達を作りにくいという構図ができあがってしまいます。
特に公立の通信制高校や週に1回程度通う私立の通信制高校(更に人数も多い学校)の場合は友達もできにくい印象があります。
こういった学校は、大学のような感じで自分の受けたい授業を受けていくスタイルが多く友達が作りにくさに繋がっているように思います。
デメリット解消法
公立の通信制高校や週に1回程度通う私立の通信制高校(更に人数も多い学校)なら部活や生徒会・体育祭や文化祭のスタッフや弁論大会に出場したりなにか人の集まるコミュニティやイベントにでることで友達を作るきっかけが増えると思いますのでぜひ参加してみてください。
私立の少人数の通信制高校などは少人数ということもあり、仲良くなるチャンスも比較的多いです。またレクレーションも豊富に準備されていることがあります。
友達を作るコツは自分から声をかけることですが、自分から声をかけて友達を作れればいいのですがけっこうハードルが高いですよね(汗)
ということで、てっとり早く友達(仲間)が欲しいときには、定期的に顔を合わせるメンバーがいる環境に身をおくことをおすすめします。
それが生徒会や部活動です。一緒に力を合わせて何かに取り組むと、自然と仲間になっていきますよね。興味があれば、見学から始めてみましょう。
通信制高校は似たような境遇のひとも多いから、気があう仲間が見つかりやすいと思います。また今どきはTwitterやインスタグラムといったSNSで趣味が合う人と繋がれるので気が合う友達が見つけやすいかもしれません
プチまとめ
- 通信制高校は友達ができにくい
- 部活や生徒会・体育祭といった行事に参加
- 少人数の通信制高校は仲良くなるチャンスが多い
- 定期的に人に会うコミュニティ(部活)などに所属する
- SNSを利用して仲良くなる
通信制高校のデメリット⑦世間体が気になる
7つ目のデメリットは世間体が気になるという場合が人によってはあります。
SNSで相談をもらう中で
- 通信制高校は恥ずかしい
- 偏見がないか気になる
- 周りの目が気になってしまう
という人がいます。
これは誰しもが感じているわけではありませんが、通信制高校に行くことに対して世間体が気になって不安になったりしまう人もいるんですね。
デメリット解消法
僕自身の体験談としても、通信制高校に行ったということで恥ずかしい思いをしたり、偏見の目にさらされたり差別的に扱われたり、面接で落とされたりといった経験はないです。
僕の妻も通信制高校でしたがそんな感じの扱いを受けたこともありませんし、僕の通信制高校時代の友達とかに聞いてもそんな扱いを受けたみたいな人はいないです。
また世間体が気になる人の特徴として他人に好かれたい又は嫌われたくないという気持ちが根底にあるのかな?と思います
あと実際に通信制高校に入ってしまったらそんな世間体が気になるとか周りの目が気になるとかもなくなるかなと思います。というかですねこれ大事なんですけど、周りの目を気にして学校選びをしても何も自分のためにもなりません。
周りの目や意見を気にして生きていたら疲れてしんどくなっちゃいます。
プチまとめ
- 世間体が気になる人もいる
- 周りの人の目を気にしても自分のためにはならない
関連するツイート
まだ通信制高校は当たり前じゃない
なので、残念ながら偏見を持つ人はいるんだと思う理解されるには通信制高校卒業生が
社会でいきいきと活躍して行く
必要があるんじゃないかな僕は通信制高校卒業生として
魅力を発信することで
通信制高校に対する偏見を無くしていきたい— 小谷良太@通信制高校研究家|株式会社GoodWeather代表 (@ippecoppe_blog) March 21, 2022
通信制高校のデメリット⑧なんで通信制に通ったのかいちいち聞かれる
なんで通信制高校に通ったのか(または通っているのか)聞かれる。これは通信制高校あるあるです(笑)
僕はこれまでたくさんの会社、バイトの面接を受けてきました。その面接の中では必ずなぜ通信制高校に行ったのかを聞かれます。
会社、バイトの面接ではこれまでに聞かれなかったことはありません。
また、社会にでてからの友達に通信制のことを話しても「何で通信制高校に行ったの?」と聞かれます。
デメリットって程でもないですが、通信制高校出身の方には分かってもらえる「あるある」じゃないでしょうか。
ただ面接のときは、当たりさわりのない答えを持っておくといいです。目標を実現するために通信制に転入した…とかいった具合です
通信制高校のメリットは?
メリット①自分のペースで勉強できる
自宅での勉強を中心に自分のペースで勉強できるところも通信制高校のメリットです。
全日制・定時制高校は一斉授業です。一斉授業は効率的にたくさんの生徒を教育することが出来ます。でもこの授業には早いと感じてついていけない人も出てきますし、逆に勉強ができる人なら遅く感じる人も出てきます。
一方で通信制高校はレポートによる自主学習を中心にスクーリングにも参加しながら学習を進めていきます。
なので自分のペースで勉強を進められるので分かることは飛ばして分からないことにはじっくり時間を掛けたり、苦手な教科に時間をかけるみたいなメリハリのある時間配分で勉強をすすめることもできます。
こんな感じで自分に合ったペースで、自分に合った学び方が出来るのも通信制高校のメリットです。
通信制高校のカリキュラムの柱は自宅学習です。レポート提出に必要な勉強時間さえ確保すれば、あとの時間は全て自分の好きなことにあてることができます。
メリット②通学タイプを選べる
通信制高校にはおおまかに従来型、集中・合宿型、通学型の3タイプがあり、自分の学習スタイルややりたいことに合わせて通学タイプを選べるのが通信制高校のメリットです。
それぞれタイプの解説をすると、
従来型のタイプなんですが、この従来型の通信制高校は基本的に週1回程度学校に行きます。この従来型の通信制高校は公立の通信制高校と私立の何十年も前からある歴史ある伝統校みたいな学校にも多い通い方です。
スクーリングには週1回自分の受けるべき授業に間に合うように行けば良いので起立性調節障害の生徒さんも通いやすい通学スタイルです。
集中・合宿型の通い方ができる通信制高校はほとんどが私立の通信制高校になります。
集中・合宿型は週に1回とかではなくて、年に1回3日〜10日間程度まとめて通うスタイルです。
集中・合宿型は年に1回数日通うだけでいいので、やりたいことや目標が既にある人にとってはおすすめの通い方です。一方で、毎日朝からスクーリングに通う必要があるので朝が苦手な生徒さん等は負担になる場合もあります。
通学型は週5日通う学校もあれば、週1〜週5から通う日数をカスタマイズできる学校もあります。
通学型は通い方もいろいろあるので自分の体調に合わせて無理のないオリジナルのカリキュラムも組むことができるんですね。
なので生徒自身の体力と体調に合わせられるのも通信制高校ならではじゃないかなと思いますし、自分のペースで勉強を進められて少しずつステップアップしていくことで自信につながります。
このように、自分の学習スタイルややりたいことに合わせて通学タイプを選べるのは通信制高校のメリットといえるでしょう。
メリット③ やりたいことに打ち込みながら通える
通信制高校はやりたいことに打ち込みながら通うことができるのもメリットです。
全日制の高校だと、平日は朝早くから夕方まで学校で過ごすことになり、年間で通う日数は180日〜200日程になります。
通信制高校なら年間数日〜多くても50日程度が一般的です。
空いた時間で
- 仕事・バイトをして稼ぐ
- スポーツに打ち込む
- 勉強に打ち込む
- 介護士、宅建、士業といった資格取得のための勉強をする
- バンド、弾き語りの音楽活動をする
- YouTube活動をする
といったように、学校でできること以外のやりたいことに時間を使うことができます。
通信制高校はやりたいことに打ち込みながら通うことができるのもメリットです。
メリット④専門的なことが学べる
通信制高校には普通科以外にも色々な専門的なことが学べるコースがあります。
例えば
- プログラミング
- デザイン
- イラスト・マンガ
- 芸術
- 保育士・社会福祉士
- eスポーツ
- 芸能
- 音楽
- ダンス
- 起業やビジネス
- 資格取得
高校のうちから基礎から専門分野を勉強して、その業界で活躍する上で必要な知識とか技術を身につけて資格取得やプロへの道を目指すことができます。
専門学校で学ぶようなことを高校のうちから学び将来のライバルにも差をつけることができます。
もし既にやりたいことが見つかっていたり、高校のうちからいろんなことに挑戦したいとか、通信制高校で新しい自分を見つけたい、そんな人におすすめなのが通信制高校の専門コースという選択肢です。
メリット⑤学費が安い
通信制高校の授業料は公立・私立でも違いますが、全日制高校と比べても安いのもメリットといえるでしょう。
上記画像の通り、
公立の全日制は242,692円に対し、公立の通信制は4万円程度と6分の1程度の費用になります。
一方で、私立の全日制は740,144円に対し、私立の通信制は420,000円程度とざっくり半分程度の費用になります。
※もちろん私立の通信制高校も私立の全日制高校並みに学費が高い場合もあります。学費に関しては全国の通信制高校172校のデータやサポート校47校のデータを記事で詳細にまとめているので参考にされてください。
家庭の金銭的事情と、生徒さんが通信制高校に求めるものを整理しながら学校選びをすすめていただきたいなと思います。
メリット⑥好きな学校から入りたい学校を選べる
通信制高校は好きな学校から入りたい学校を選べるのもメリットです。
全日制高校の場合、偏差値順・学力が高い順に学校を選んで行くのが一般的です。
一方で、通信制高校の場合は志望したらほとんどの場合は入学することができます。(学校によっては定員があったり、学力試験がある場合があります)
学力を基準に学校を選ぶ必要がないため、その他の高校に求める条件で絞り込んで自分に本当に合った学校を選ぶことができるんです。
例えば、
- スクーリング回数
- 家からの距離
- 部活や生徒会があるのか
- レポート提出方法
- 進学コース
- 専門コース
- 資格取得
- 不登校サポート
- 指定校推薦
- 学校の施設、設備
といった様々な視点で選ぶことができるわけですね。
通信制高校は好きな学校から入りたい学校を選べるのもメリットといえるでしょう。
メリット⑦人付き合いをコントロールできる
通信制高校は人付き合いをコントロールできるというのもメリットです。
例えば、人付き合いが苦手な生徒さんの場合は、校内の行事への参加も最小限に押さえながら、学校に通うことも可能です。
また従来型の通信制高校の場合は、大学のように自分の受けたい授業を受けていくスタイルで基本的にクラス単位で行動することはありません。
なので学校選びや学校との関わり方次第では人付き合いを最小限にして卒業を目指すこともできます。
一方で、人付き合いがそこまで苦手じゃないという生徒さんの場合は、積極的に校内イベントに参加したり、部活・同好会、生徒会に参加することで人付き合いを増やすこともできます。
このように通信制高校は人付き合いをコントロールできることもメリットといえるでしょう。
メリット⑧どんなタイミングでも入学できる
通信制高校はどんなタイミングでも入学できるのもメリットといえるでしょう。
全日制高校の場合、入学時期は4月です。全日制高校でも転入学も絶対にできないわけではありませんが、現実的には難しいです。
なぜなら、公立高校の転校は「欠員募集」がされていることが前提としてしてあるからです。
欠員募集で枠が空いていた場合は、試験や面接を経て転校することもできますが一般的にこの制度を利用されるケースは少ないです。
一方で通信制高校の場合、入学時期は
- 4月
- 10月
- 毎月
- 随時
といったように全日制高校よりも入学・転入・編入のタイミングの自由度が高いです。
このようにどのタイミングでも入学できるのもメリットといえるでしょう。
メリット⑨単位制だから留年せずに入学できる
通信制高校は単位制のため、留年せずに入学し卒業を目指せることもメリットといえるでしょう。
多くの通信制高校の場合、学年制ではなく単位制を採用しています。
なので一般的には留年という概念がありません。
通信制高校を卒業する条件は
- 必履修科目を含む74単位以上の単位取得
- 3年月以上の在籍
- 30単位時間以上の特別活動への参加
をすべてクリアすることで、高校卒業資格を取得できます。
なのでたとえ、1年生の時に1単位も取れなくても残りの2年間で74単位を取得できれば卒業できるんです。
このように、通信制高校は単位制のため、留年せずに入学し卒業を目指せることもメリットです。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。メリットとデメリットをまとめるとこんな感じです。
デメリット
- レポートが大変
- 主体性がないと卒業は厳しい
- 分からないことがすぐに解決しにくい
- レポートをこなすだけでは学力がつかない
- 修学旅行がない
- 友達ができにくい
- 世間体が気になる
- なんで通信制に通ったのかいちいち聞かれる
メリット
- 自分のペースで勉強できる
- 通学タイプを選べる
- やりたいことに打ち込みながら通える
- 専門的なことが学べる
- 学費が安い
- 好きな学校から入りたい学校を選べる
- 人付き合いをコントロールできる
- どんなタイミングでも入学できる
- 単位制だから留年せずに入学できる
読んでもらったらわかったと思いますが、メリットとデメリットって表裏一体なんです。このメリット・デメリットを踏まえた上で、近くの学校などをいくつか調べてみましょう。
メリット・デメリットを知り通信制高校の現実・リアルを知っていただけたのではないでしょうか。まずは通信制高校のことを正しく知り自分のイメージと現実のギャップを埋めることが大事だと考えます。
通信制高校に関する情報も世の中的にはまだまだ少ない(学校の先生も知らない…!)ので当サイトをぜひ活用頂きあなたやあなたのお子さんに合った学校選びをしてくださいね。
あなたが通信制高校を卒業するとき「やっぱり通って良かった」と感じることができますように。
後悔しないように、他の学校の資料を請求してしっかり比べましょう。
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