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こっぺ
いっぺ
みなさん多分ご存知のN高の姉妹校のS高が発表されたり、VRを活用した新たな学びや新たなコースなど内容盛りだくさんで色々なことが発表されました。
ということで今回は2時間19分あったN高・S高の発表会の内容をキュッと10分程度で読めるボリュームでお届けしたいと思います。
N高の生徒さんに取材しました💡
目次
発表会まとめ
まず昨日発表されたことをまとめたツイートがこちら。
とりあえず今日の発表会のまとめ↓
■S高等学校を茨城県つくば市に開校
■普通科プレミアム
最新のVRを活用した新たな学び
■noteの深津さんがUIアドバイザーでN予備校を改善
■オンライン通学コースを開設
■オリジナル制作のオンライン課外授業
■N高の学びを一般にも開放盛りだくさんすぎた… https://t.co/t3NnwnczQt
— いっぺこっぺ通信@通信制高校研究家 (@ippecoppe_blog) October 15, 2020
というように主に6つのことについて発表がありました。他にも鈴木寛さんをCEAとして迎え入れるとか細かい点の発表はあったんですが、この6つを抑えておけばとりあえず大丈夫です。
それぞれ紹介していきます。
S高等学校を茨城県つくば市に開校
まず今回の発表会の目玉としてはN高に続くS高を発表したことです。
S高は茨城県つくば市旧つくば市立筑波西中学校の校舎を利用しているそうでスクーリング地は茨城県つくば市に通うことになります。
このS高の名前の由来は磁石のN極S極のSではなくてSUPER・SPECIAL・SHINE・SPECTACLEといったワードから連想されたそうです。
でこのS高の開校のきっかけなんですが、沖縄本校のスクーリングのキャパシティ(宿泊施設・収容人数)を踏まえると2万人が限界なんだそうです。
ということでS高を開校することになったんだそうです。これ2年とか3年前から計画していたらしいです。さすが大企業ドワンゴ戦略的ですね。おそらく第3第4の高校も計画しているんじゃないかと思います。
でN高とS高の違いなんですがN高と違う点はスクーリングが茨城つくば本校へスクーリングすることと、学校の校歌が違うということであと他のコースだったり学費・ 受けられる映像授業の内容は全て一緒とのことでした。
S高のスクーリング先には寮ないので宿泊はつくば市内の宿泊施設に泊まる必要があり交通費の他に別途宿泊費や食事代も掛かることになります。
以上が昨日発表されたS高のまとめになります。
ちなみにN高とS高どちらを選ぶか?ということについては、スクーリング地で決めればいいと思います。3年に1回沖縄の自然あふれる地に行きたいのか沖縄よりは交通の便も良い茨城県つくば市にするのかどちらに行きたいかで決めればいいと思います。
普通科プレミアムというVRを活用したコースの開設
次にVRを活用したコース普通科プレミアムについての内容です。
普通科プレミアムはOculusQuest2というVR機器を使いVR空間で授業を受けることができるコースです。
このVR授業は単位習得するための授業と大学受験だったりデザインを学べる課外授業の動画コンテンツをVR空間で受けることもできます。
VRはより五感を使って体験することができるので、より学びの深い学習効果が期待できます。ちなみにVRと動画はいつでも切り替えられるそうです。
このVRを教育に本格的に導入されるのは世界でも初で注目のコースになってきます。
ドワンゴはEdTech(エデュケーションの教育とテックはテクノロジーのことなんですけど)、このEdTech業界で世界一を目指すということでもう計画が壮大すぎますよね。
これをみて思ったのはこんな感じでツイートしたんですけど
これからは資本力を持った企業が通信制高校事業に参入してくると予想。
メルカリとかYahooとかそういった企業。
この教育事業に踏み込めばそのまま優秀な人材を採用するのも容易かったりするので結構ありえる話だと思うんですよね。
— いっぺこっぺ通信@通信制高校研究家 (@ippecoppe_blog) October 15, 2020
これからは資本力を持った企業が通信制高校事業に参入してくると予想。メルカリとかYahooとかそういった企業。この教育事業に踏み込めばそのまま優秀な人材を採用するのも容易かったりするので結構ありえる話だと思うんですよね。
Googleとかもオンラインで学べる教育コンテンツを配信したりしているので資本力のある大企業がどんどん参入してくる可能性はあるのかなと思いました。
すいません話がそれてしまったんですが、
普通科プレミアムと普通科プレミアムの違いはVR学習ができるかどうかだけが違います。
あとこのVRに対応した普通科プレミアムはこれまでのネットコースである普通科スタンダードに加えて追加されるコースになります。
なのでネットコースを選ぶとなると普通科プレミアムか普通科スタンダードどちらかを選ぶということになります。
ちなみにVR機器は入学時に無償で貸与されて途中で辞めず、卒業まで在籍していればVR機器はプレゼントになるそうです。
普通科プレミアムの学費なんですが、普通科スタンダードと違うのはこの画像でいうと授業料の部分だけが変わってくるようでした。
この授業料は厳密に言うと単位取得料のことなんですが、こちらの普通科スタンダードの場合の単位取得料は1単位あたり7200円なんですけど
対してVR対応の普通科プレミアムの場合は1単位あたり4800円プラスになって12000円になります。
これで25単位習得するということであれば、4800×25=12万円になるので1年あたり12万円くらい3年で36万円くらい普通科スタンダードの方が高いという学費感になってきます。
ざっくり以上が普通科プレミアムについての解説でした。
今紹介したVR対応の話とS高開校の話が目玉の発表だと思ったのであとはサクッと解説していきます。
noteの深津さんがUIアドバイザーでN予備校を改善
メディアプラットフォームを運営するnote株式会社のCXOの深津さんをUIアドバイザーとして招きいれたそうです。
この意図としては授業やレポートを受けるN予備校のアプリがあるんですけど、このアプリを改善して生徒さんが一番使いやすい環境を作っていきたいということで招き入れたそうです。
リリースしてそのままではなく常に改善していくという意気込みを感じました。
オンライン通学コースを開設
あとは通学コースとは別にオンライン通学コースというコースを開設することも発表されました。
このオンライン通学コースってなんなのか?というと通学コースでやっていることをネットに置き換えたコースというイメージです。
ネットコースって自分で受けたい授業は自分のタイミングで受けていくんですけど、オンライン通学コースはネットコースとは違って時間割があるのが特徴です。
家にいながら通学コースの授業をうけていくみたいなイメージですね。
この通学コースにもライトクラスとベーシッククラスがあって更にコーチング等のサポートもある感じになります。
詳しい詳細は先日の発表会の内容をチェックしてもらえればと思います。
このオンライン通学コースも合う合わないがあるということで、初月退会返金制度があるそうです。入学後1ヶ月間体験して満足いかない場合は1学期分の授業料のみですが返金にも対応しているそうです。
オリジナル制作のオンライン課外授業
オリジナル制作のオンラインの課外授業もN予備校のアプリ内に実装していくそうです。これスタディサプリとかにもこんな感じの課外授業あるんですけど、N高・S高もこのオリジナルコンテンツを実装していくそうです。
- 舟橋洋一さん➞英語
- 江川達也➞古文
- 竹中平蔵➞経済
- 津田大介➞ネットリテラシー
- プログラミング➞伊藤直也
みたいな感じでその業界に通じる方が特別講座をしていくみたいなコンテンツを出していくそうです。
正直いうと僕竹中平蔵さんはあまり好きじゃなくて、低賃金労働で働く未来の無い日本を作った人だと思っているので、えっこのひと招くんだって思っちゃったんでこれだけは残念に思いましたw
すいません。
話を戻すとこのオンライン課外授業はN予備校のユーザーなら誰でもみることができるのでN予備校はN高・S高生じゃなくても月1000円でみることができます。
N高の学びを一般にも開放
あと企業部。数理コミュニティ・研究部もN高・S高だけじゃなくて一般の高校生にも開放していくそうです。
まあ一般に開放したほうがより多くの人の目にも触れるし、何をやっているのかもわかるしどういうニーズがあるのかもわかったりするし、学校としてもノウハウもより溜まっていくし話題性も勝手に広まってくれるんですよね。
やっぱりN高はマーケティングがうまいなぁと感じました。
はい以上が発表のまとめでした。
まとめ
今日はS高発表!角川ドワンゴ学園N高等学校の発表会のまとめと題してまとめてみました。
N高・S高はネットコース対応の通信制高校を検討するならやはり検討しておきたい学校です。
まぁ現状だとまだまだ通信制高校それぞれで「強み」はあると思ってるので1択ではないです。
今回の発表会でドワンゴ代表の夏野さんはN高は不登校のための学校じゃないって言っていましたし、
自分のやりたいことが明確な人には合っている反面、
何もやりたいことがなくて行動できない人であれば何も残らずただ高校卒業資格だけを取得しただけみたいな人もいると思うんですよね。
なので最先端の学びができるかたN高!S高しかない!みたいな感じで脳死で学校を選ぶんじゃなくて
自分に合った学び方ややりたいこと・自分が求める条件に合っているかということから通信制高校を検討していってほしいと思います。
ブログ内や動画でいつも言っているんですけど、やっぱり失敗しない通信制高校の選び方は複数の通信制高校から選んでいくことなのでぜひいろんな学校から検討していってほしいなと思います。
やっぱり合ってる合ってないあるので多くの通信制高校の中から、多くの選択肢から「人生=学校」を選択して欲しいと思います。
ほんならね〜。
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